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№127 ZEHとHEAT20 G1・G2・G3|省エネ基準の選び方

ZEHとHEAT20 G1・G2・G3|未来の暮らしをデザインする省エネ基準の選び方

家づくりを考え始めた皆さん、こんにちは!

YouTubeやInstagramを開けば、魅力的な家づくりの情報が洪水のように押し寄せ、夢は膨らむばかりでしょう。しかし、その情報の多さに「結局、何が本当に大切なの?」と、かえって迷ってしまう方も少なくないのではないでしょうか。表面的な情報に惑わされず、本当に価値ある家づくりを実現するためには、本質的な知識と、それを実践する力が不可欠です。
私たちオサックは、そんな皆さんの「知りたい」に深く応え、未来の暮らしを豊かにする家づくりの真髄をお伝えしています。今日のテーマは、これからの家づくりに欠かせない「省エネ基準」について。ZEHとHEAT20、それぞれの特徴と、あなたに最適な選び方について、じっくりと解説していきます。

なぜ今、省エネ基準が重要なのか?

「省エネ」と聞くと、少し難しく感じるかもしれません。しかし、これは単に「電気代を節約する」という話に留まりません。省エネ性能の高い家は、一年中快適な室温を保ち、ヒートショックのリスクを減らし、結露によるカビの発生を防ぎ、家族の健康を守ります。そして、長期的に見れば光熱費を大幅に削減し、地球環境にも貢献する、まさに「未来の暮らしをデザインする」ための重要な要素なのです。
家づくりは一生に一度の大きな買い物。だからこそ、目先のコストだけでなく、20年後、30年後の暮らしを見据えた選択が求められます。

ZEH(ゼッチ)とは? – 補助金と実質ゼロの魅力

まずご紹介するのは「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」です。
ZEHとは、年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロ以下にする住宅のこと。一次エネルギーとは、石油や天然ガス、太陽光など、自然界から得られるエネルギーのことです。
具体的には、以下の3つの要素を組み合わせることで実現します。

高断熱・高気密: 住宅の「外皮」と呼ばれる壁、屋根、床、窓などの断熱性能を高め、家の中の熱が外に逃げにくく、外の熱が中に入りにくい構造にします。これにより、冷暖房の効率が格段に向上します。
省エネ設備: 高効率なエアコン、LED照明、節水型給湯器など、消費エネルギーの少ない設備を導入します。
創エネ: 太陽光発電システムなどを導入し、自宅でエネルギーを創り出します。

これらの取り組みによって、消費するエネルギーと創り出すエネルギーのバランスを取り、年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロ以下にすることを目指します。
ZEHの大きな魅力の一つは、補助金制度と連動している点です。国や自治体から補助金が支給されるケースが多く、初期投資の負担を軽減しながら高性能な家を手に入れるチャンスがあります。

HEAT20とは? – 快適性とコスパを追求した民間基準

次に「HEAT20(ヒート20)」について見ていきましょう。
HEAT20は、一般社団法人20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会が定めた、住宅外皮の高性能化を推進する民間団体基準です。ZEHが「エネルギー消費量ゼロ」を目指すのに対し、HEAT20は「快適な室内環境と省エネルギー性の両立」を重視しています。
HEAT20には、G1、G2、G3の3つのグレードがあります。

G1: 国が定める省エネ基準を少し上回るレベルです。一般的な住宅よりも快適性は向上しますが、まだ地域によっては冬場の寒さを感じる可能性もあります。
G2: ZEH基準よりも高性能な断熱性能を持つことが多く、コストパフォーマンスに優れていると評価されています。家中の温度差が少なく、ヒートショックのリスクを大幅に低減できるレベルです。特に、断熱等級6(G2相当)を目指すことが推奨されており、UA値0.46以下を目安に家中の温度差解消を図ることで、快適な暮らしが実現します。
G3: ほぼ無暖房住宅に近い、最高レベルの断熱性能を誇ります。極めて少ないエネルギーで一年中快適な室温を保つことができ、究極の快適性を求める方におすすめです。

HEAT20は、特に「断熱・気密性能」に焦点を当てているため、光熱費の削減だけでなく、結露対策や家族の健康維持に非常に有効です。気密性については、C値1.0㎠/㎡以下を目安にし、第1種熱交換換気の導入を検討することで、さらに快適な室内環境を実現できます。

ZEHとHEAT20、どちらを選ぶべき? – 予算・地域・ライフスタイルで決まる

「結局、ZEHとHEAT20、どちらを選べばいいの?」という疑問をお持ちの方もいるでしょう。答えは、あなたの予算、住む地域、そしてどのような暮らしをしたいかというライフスタイルによって異なります。

1. 予算とのバランス

UA値などの数値を追求しすぎるとコストが跳ね上がる点に注意する必要があります。高性能な家は初期費用が高くなる傾向がありますが、長期的な光熱費削減や快適性を考慮すると、決して高い買い物ではありません。
もし予算が限られる場合は、耐震性能を優先し、断熱は可能な範囲で高めるという選択も賢明です。断熱性能と耐震性能で迷ったら耐震性能を最優先するという考え方も重要です。

2. 地域特性と気候

寒冷地にお住まいであれば、G2やG3といった高い断熱性能を持つHEAT20基準の家は、冬の厳しい寒さから家族を守り、快適な室内環境を保つ上で非常に有効です。
温暖な地域であれば、ZEH基準でも十分な快適性を得られる場合があります。

3. ライフスタイルと価値観

**「とにかく光熱費を抑えたい」「環境負荷を減らしたい」**という方は、ZEHの「実質ゼロ」という目標に魅力を感じるでしょう。補助金制度を活用すれば、初期費用を抑えつつ高性能な家を手に入れることができます。
**「一年中快適な室温で健康的に暮らしたい」「家中の温度差をなくしたい」**という方は、HEAT20のG2やG3を目指すのがおすすめです。特に、断熱等級(HEAT20 G2以上等)や気密性能(C値)の実績数値を公開しているか確認することが重要です。

どちらの基準を選ぶにしても、重要なのは**「自分たちの優先順位(性能・デザイン・コストなど)を先に明確化し、それに基づき同タイプの会社を2〜3社比較する」**ことです。

後悔しない家づくりのために – 信頼できるパートナー選び

省エネ基準を選ぶことは、家づくりの第一歩に過ぎません。その基準を確実に実現し、あなたの理想を形にしてくれる「信頼できる施工会社」を見つけることが、何よりも重要です。
インターネット上には様々な情報が溢れ、「ハウスメーカーは倒産リスクが低い」「工務店は価格が安い」といった噂も耳にするかもしれません。しかし、ネット上の噂を鵜呑みにせず、財務状況や性能数値など客観的な情報で比較検討することが重要です。

会社選びで確認すべきポイント

性能数値の公開: 断熱等級や気密性能(C値)は会社ごとに差があるため、構造計算書や実測数値で比較することが大切です。ハウスメーカーであっても工場仕様書で断熱材やサッシの仕様を具体的に確認するようにしましょう。
標準仕様の確認: 標準仕様は会社ごとに使用建材・設備が異なるため、同じ価格帯でも内容を必ず比較する必要があります。価格比較は坪単価ではなく、標準仕様を揃えた上での総支払額で行うようにしましょう。
財務状況と保証: 工務店や地域ビルダーを検討する場合は、決算書の開示状況や第三者評価(帝国データバンク等)を確認し、完成保証・住宅瑕疵保険への加入有無を確認することが、万が一の事態に備える上で不可欠です。
担当者と社内体制: 担当者の人柄だけで会社を選ばず、担当者退職後も情報が引き継がれる社内体制があるかを確認することも重要です。最終判断は断熱等級・C値・耐震等級などの数値と、担当者の説明力・相性の両方で行うのが理想です。
アフターメンテナンス: アフター対応の質は長期保証の内容よりも、初期2〜3年の無償点検の実施率や対応スピードの実績で判断すると良いでしょう。
口コミの精査: ネット上の口コミは件数ではなく割合と内容の具体性に注目することが大切です。悪い口コミがあった場合は内容と発生時期を精査し、一律に排除しないようにしましょう。

後悔しないためには知識を得るだけでなく、打ち合わせの場で実際に活用・実践することが重要です。

会社選びに迷ったらAmigoへ

「たくさんの情報がありすぎて、どこから手をつけていいか分からない」「自分に合った会社をどうやって見つけたらいいの?」

もしあなたが、まだ家づくりの会社が決まっていないのであれば、ぜひAmigoにご相談ください。Amigoは、家づくりを検討している皆さんが、本当に信頼できるパートナーと出会えるよう、中立的な立場からコンサルティングを行っています。
Amigoが他の紹介サービスと大きく異なるのは、紹介料などを一切いただかないことです。なぜなら、Amigoはコンサルティングを行っている会社から直接コンサル費用をいただいているからです。これにより、私たちは特定の会社に偏ることなく、あなたの理想の家づくりに最も適した会社を、公平な視点でご紹介することができます。
信頼できる施工会社は、ホームページ・SNSでの発信内容、担当者の知識レベルや対応の丁寧さ、標準仕様とオプション費用の明確さの3点で見極めることができます。Amigoは、これらのポイントを踏まえ、あなたの家づくりを全力でサポートします。

まとめ – あなたの未来の暮らしをデザインするために

ZEHとHEAT20、どちらの基準を選ぶにしても、大切なのは「なぜその基準を選ぶのか」という明確な意思と、それを実現するための正しい知識、そして信頼できるパートナーです。
家づくりは、単に建物を建てることではありません。それは、家族の健康、快適さ、そして未来の暮らしそのものをデザインする、かけがえのないプロジェクトです。
オサックは、これからも皆さんの家づくりが最高の体験となるよう、本質的な情報とサポートを提供し続けます。情報過多の時代だからこそ、確かな知識と、あなたの心に寄り添うアドバイスが、きっとあなたの家づくりを成功へと導くはずです。
さあ、あなたの理想の未来の暮らしを、私たちと一緒にデザインしていきましょう。